現在の40代の男性が置かれている立場
現在40代の男性は、就職の時に氷河期と呼ばれる時代で理想の職につけなかったという人も多いのではないでしょうか。
現在では売り手市場と言われる就職活動ですが、バブルの崩壊の影響などで現在の40代の男性は本来活躍することが出来る場所で活躍できていない世代とも言われています。
実際、公務員の倍率を見ても90年代中盤から2000年代にかけて非常に景気が悪かったため、新卒の新入社員の採用を控えるどころか行わないという大手企業は多数ありました。
大手企業だけではなく、採用そのものが行なわれないため100社にエントリーシートを送って一社も受からないという人が続出したのもこの世代です。
その影響もあり、現在でも非正規雇用で仕事をしているという人が多いのも近年浮き彫りになっています。
時給は1000円を超えていても社会保険にも入れず、正社員になることはあきらめてしまい最低限の生活をするのが精いっぱいという人を特集する記事や番組は最近でも多いです。
新卒採用で希望の会社には入れない時代だった
しかし、これは国がそのような政策を行っていたせいであり自分自身を責める必要はありません。
確かに希望する企業に就職している人はその当時でもいました。
でも、ほんの一握りですしやはり縁故採用が多かった時代です。
コネの無い人はほとんど新卒採用で希望の会社には入れない時代だったのは、現在40代の男性なら鮮明に覚えているのではないでしょうか。
売り手市場と言われる現代でも、学歴フィルターは健在ですし誰もが希望する職に就けるわけではないのは変わりありません。
又、今後また氷河期と言われる時期が来るのは相続にかたくないはずです。
時代に取り残された40代は、ロストジェネレーションと呼ばれることがありますが、その分永久雇用という固定観念が無い分自由でいることが出来ます。
非正規雇用でネット副業などを行うのも良い方法
例えば、ネットで起業をするのも良いですしアイディア一つで生活は変えられます。
非正規雇用だとしても、逆に正規雇用のような縛りが無いので副業をすることも可能です。
大抵の正規雇用は副業が禁じられますが、副業をこつこつと頑張って、いつか非正規の仕事をアルバイト感覚でできる日が来るかもしれません。
そのように柔軟な考え方をしないと、報われないのが現在40代の男性の世代です。
大手企業などでも、40代の活躍する人材が著しく他の世代より少ないといわれていますが、これは優秀な人材がいないのではなくて国がそのような政策に基づいて採用を控えたせいですので自分を責める必要はありません。
せっかく自由なのですから、会社に縛られず空いた時間は趣味に使うのも良いですし副業で稼いでみてはいかがでしょうか。
団塊世代の親の背中を見て育ったこの世代は、とかく終身雇用にこだわり年功序列が当たり前という頭があるかもしれませんが、それは親の世代で終わりです。
引きこもりやニートが多い40代をどう考えるか？
失ったものを憂うよりも、今度いかに人生を楽しく前向きに生きていくかを考えるのが良いでしょう。
確かに、預貯金や資産が無かったり定職についていないと、結婚が難しいという意見もあります。
ロストジェネレーション世代は結婚できない人が多く、引きこもりやニートがこの世代に多いというのも実情です。
もし今引きこもりやニート、それに近い生活をしているのであれば一歩外に踏み出してみてはいかがでしょうか。
初めはネットのフォーラムなどに参加してみるのも良いかもしれません。
同じような境遇の仲間を見つけて、悩みを分かち合ったり、初めはバイトでも良いから少しずつ外に出てみることで新しい世界がひらけます。
人と関わることが苦手という方や、非正規のアルバイトで生活が苦しいという方は、クラウドソーシングという働き方もおすすめです。
